雫々 したたり

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Columnコラム

花のある暮らし

シーンに合わせてコーディネートを楽しむ ③ ― 玄関編 ― シーンに合わせて
コーディネートを楽しむ ③
― 玄関編 ―

2021.11.11 花のある暮らし

日常のさまざまなシーンで気軽に楽しめる、ゆりを使ったアレンジをご紹介第3弾。今回は、玄関でのアレンジの提案です。
ときにはお客さまをお迎えする場所でもある玄関。家に帰ってきてほっとでき、訪ねてきた客人を温かく迎え入れるために。
そこに花があるだけで、空気が違います。季節感を意識するとなおよし。

ジニア(百日草)やレッドフラッシュ(赤葉千日紅)、ドラゴン柳といった、季節を感じさせる枝ものや葉とともに。

 

 

大きめのガラスの花器を、玄関土間に直置き。白のオリエンタルユリに、スチールグラスを合わせて高さを出しています。
涼しげな夏のアレンジです。

 

 

黄〜オレンジのスカシユリを大きめのガラスジャグに。きれいな花びらと色の濃淡を純粋に楽しめるよう、余計なものを省いたしつらえ。

 

 

落ち着いたトーンの玄関に、凛としたゆりの表情が映えます。花器の素材の違いだけでも季節感は出せます。
スペースなども考慮しつつ、ボリュームや見た目の印象、また、お客さまの好きな花やグリーンを入れてみるなど、考えながらつくるのが楽しい玄関のコーディネート。自分なりのアレンジを楽しんでくださいね。

 

撮影協力:花兵衛、住工房 森の音、ジョバンニデザイン、岩井沢家ギャラリー